円空と福島市のカフェ

2月になりましたね！
上げるのが遅くなってしまいましたが、日曜日に福島市立美術館で開催している「円空展」に行ってきました。

会津はまだまだ雪が残っているけど、福島は雪がないといいなーなんて思ってましたが、

まだまだ市内ももりもり雪残ってますね。風が寒かったです。

 

円空展自体はとても充実したものでした。展示は円空の作品の中でも飛騨に残る作品ばかりを集めたもので、作品数は美術展にしては少し少ないかな、という印象を受けました。

彼の作品を実物で見たことはなかったのですが、大きな木をそのまま仏に掘り起こした大胆なノミ跡や、仏様の柔らかくふくよかな顔のラインが何とも魅力的でしたね。

木の形を生かした独特の簡素なデザインも飾り気がない感じでよかったです。

 

あとこれは私も初めてでびっくりしたのですが、円空が大木から彫った仏さまからまだ木のすごくいい香りがでてて展示会場にいるだけで森林浴をしているようなそんな気分になりました。

どうやってこんなに香りが残るんだろう・・・不思議だったな～。

 

美術展に行った後は福島駅前にある喫茶店　「珈琲グルメ」　に行ってきました。
ここには何度も足を運んでいて、福島市に来たらここに行く！って感じになってしまってます。

店内は昔ながらの純喫茶という感じで、でも若い方が多く来店してにぎわっているので
「落ち着いた静かな」といった雰囲気とはまた違った感じでまったりできる喫茶店です。

ここのおいしいコーヒーを飲みながら作品のアイディアをゆっくり考えるのが何とも言えない至福の時なのです。

 

帰りの道は雪が強くなって結構ふぶいてました。

風にあおられないようゆっくり帰ったのですが、会津に帰るころには穏やかな気候になっていて、きれいな夕陽を見ながらいい休日を過ごしたなーと感じた１日でした。