磨くこと

こんばんは！怒涛の一週間が終わりましたね。
なんだかこの一週間は私にとっての踏ん張りどころだった気がします。

今日は私の勤務校の３年生の最後の美術の授業でした。
生徒たちは高校最後の美術の授業をなんと、１時間中金属の研磨をして終わりました（笑）

「鋳金」という金属を溶かして型に流し込み、形を作る金工の技法を使い、自分だけのオリジナルペーパーウェイトを作るという課題だっただったのですが、「できあがった金属の形をそのままにするのではなく、棒ヤスリ、紙やすり、金属磨き剤を使い表面をピカピカになるまで磨け」というと生徒たちは１時間黙々と磨いておりました。

自分で指示しておきながら生徒が途中で飽きるか、もしくは疲れてやめてしまうかともったのですが、ほとんどの生徒が一時間頑張りきりました。
どうやら磨いていけばいくほど自分の作品が鏡のように光っていくのがとても楽しかったようです。
磨き終えたものをドヤ顔で私に見せてくる彼らをとても愛おしく思いました。

卒業しそれぞれの場所で頑張っていく彼らですが、これからも自分自身にたくさんヤスリがけをして、いつか私ににドヤ顔でピカピカ光る彼ら自身を見せてくれることを願っております。